地銀からイオン銀行へ~住宅ローンの借り換えで後悔しない方法とは?
住宅ローンを組んだあとも、繰り上げ返済や借り換えなどを検討することで、返済金額が大きく減る可能性があります。
借り入れをお得にするには金利が一番のポイントになりますが、金利を安くする交渉手段はあるのでしょうか?
今回は、イオン銀行での借り換えを検討している方からの相談をもとに、ローンの借り換えについてや金利を安くするための交渉術を紹介します。
できるだけ安い金利でローンの借り換えをするには、他行と比較する必要があります。その方法も詳しく説明していますのでご参照ください。
このページの流れ
イオン銀行の住宅ローン金利(2020年9月時点)
イオン銀行には、変動金利、当初固定金利といった金利の他、超長期の返済でも金利の変わらない安心のフラット35のプランも用意されています。
また、イオンでの買い物が毎日5%オフになるなど、イオン銀行ならではの特典もあります。
ネット銀行との住宅ローン金利比較
イオン銀行の金利は、条件にもよりますが他の銀行に比べてやや低いです。
例えば、三井住友信託銀行の場合、固定プラン10年の場合は0.70%。イオン銀行は0.62%ですから、0.08%の差があります。
金利の差でどのくらいお得かというと、2000万円借り入れをした場合、金利が0.1%違うと支払額が約25万円違うと言います。
ただ、金利の安さだけで借り換えを簡単には決められません。それは借り換えには手数料が発生するからです。
他行への借り換えを行う場合の手数料は、ザックリ計算して50万円ですし、銀行によってはもっと高額な手数料を取られるケースもあります。
でも、手数料を払っても、お得になる金利交渉術があります、次にそんな住宅ローン金利の裏技について紹介します。
住宅ローン金利の交渉術とは
手数料を払ってもお得になる金利を引き出すには、安いネット銀行と現在借りている銀行と競わせます。
車を買うとき、いろんなディーラーへ行って見積もりをとり、競合させ値下げしてもらった経験ありませんか?車だけでなく、今はスーパーでも他店のちらしを見せると値下げしてくれたりしますよね。
それを同じことを住宅ローン金利でもします。
交渉するのであれば、色々な銀行の住宅ローン金利情報を持っている方が有利です。
また、仮でもいいので審査も通っていると相手に「他行への借り換え」に対する本気度も伝わります。
そして、色々な銀行の住宅ローン金利を比較するなら、住宅ローン一括審査の特許を取得している「住宅本舗」が便利です。
住宅本舗を使えば、基本情報を入力するだけで最大6社の審査を並行して行い、それぞれの住宅ローン金利の見積りを得ることができます。
ただでさえ安いネット系銀行の中でも一番安い銀行と比較すると、交渉先の銀行は金利を下げざるを得なくなります。
また、手数料も加味してもそちらの方が安いのであれば、乗り換えるの手です。
いずれにしても損にはならないですし、交渉で0.2%下げることができれば50万円、0.4%なら100万円お得です。是非利用してみてください!
イオン銀行への借り換えについての相談
地銀からイオン銀行へ借り換えを検討している方からの相談を紹介しましょう。
現在の借り入れ内容(地銀)
住宅ローンの借り換えで悩んでおります。現在の借り入れ内容は次の通りです。
- 現在の借入先:地銀
- 金額:1800万
- 金利:固定1.65%
- 返済期間:25年
- 現在残金: 1470万
イオン銀行で借り換えを検討・地銀から提案も
イオン銀行での借り換えを検討していて、
5年固定で0.5%のシュミレーションで、1470万と諸費用50万を上乗せで借り換えた場合1520万になりますが、
地銀に話したところ、借り直しで変動0.75%でどうですか?
と言われました。
イオン銀行での借り換えはあり?
イオン銀行の場合、買い物が5%オフになりますし、悩んでおります。
現在マイナス金利で金利がお得ですが、この先、上がるんじゃないかと思うと、変動にホイホイのっていいものかと、悩んでおります。
ただ、イオンの場合、諸費用が大分かさむので、借り換えは損するのではないかと思っております。
計算が弱くて、情けないのですが、現在の金利状況で、イオン銀行はありでしょうか?無しでしょうか?
また、地銀で借り直す場合、現在は元利均一ですが、元金均一に変えた方が利息を払うのはお得でしょうか?
※5年後に全額繰り上げ返済予定です。
【以上、Yahoo!知恵袋より】
当サイトからの回答は?
上記のご質問に対して住宅ローン借り換えの123ステップの住宅ローン専門スタッフがお答えします。
イオン銀行の金利は?
イオン銀行の5年固定で0.5%は、今の金利では最安値の部類だと思います。
地銀での借り直しは?
地銀で0.75%で借り直しはどうでしょう?
借り直しというのが、借り換えのことなのか、金利の引き下げをすることなのかで話が変わってくると思います。
借り換えであれば、イオン銀行と同じように諸費用がかかるので、0.75%はイオン銀行よりは高いと思います。
金利の引き下げだと、イオン銀行で諸費用50万円いれるのと、同じメリットが出るまで引き下げをしてくれるということでしょう。
ただ、もっとその地銀で金利を下げてくれるかもしれないので、
「それが最安値の金利ですか?」と聞いてみるといいでしょう。
変動金利か固定金利か
変動金利か固定金利の悩みですが、イオン銀行、および地銀の基準金利を見してもらうと選ぶポイントになるはずです。
イオン銀行は基準金利は平成11年から変動金利は変わっていないはずです。
変動金利は変わるというように言われていますが、意外と変わっていない事実に気づくはずです。
言葉に惑わされるよりも、基準金利というしっかりとした指標をもとに選んでみてください。
以上を踏まえてこの住宅ローンの借り換えの回答
もう一度地銀に相談してみて、どのくらい金額のメリットが出るか聞き、それを踏まえてどちらで借り換えをするか決めるべきです。
金利的にはどちらも最低水準に近いです。
地銀の方はもう少しいけるのではないかな?という感じです。
5年後に全額繰り上げ返済するなら間違いなく変動金利です。
変動金利重視で選ぶなら、ネット系銀行で比べてみるのがおすすめです。
また、イオン銀行や地銀と交渉をするにも、他の銀行の情報を集めることで交渉を有利にすすめることができます。
ネットを活用して情報収集を!
さきほども紹介しましたが、交渉のための情報収集には、住宅ローン一括審査の特許を取得している「住宅本舗」が便利です。
住宅本舗を使えば、基本情報を入力するだけで最大6社の審査を並行して行い、それぞれの住宅ローン金利の見積りを得ることができます。
住宅本舗で見積もりを使えば、安いネット銀行と現在借りている銀行と競わせることができ、安い金利を引き出せる可能性も高くなります。
また、住宅本舗では、諸費用で比較することもできますから、その点も交渉に有利になります。
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